中国に限らず、出張でも旅行でも 海外に行った際は 家電量販店を
廻るようにしている。 それぞれの国での独特の売れ筋アイテムや見たことがない
商品が展開されているなど、興味深い。
その中で中国市場の特徴は、 店頭が常に閑古鳥が鳴いている状態である。
日本であれば、土日のヨドバシカメラなどは 商戦期を外していても
一定の集客はある。
しかし中国では、平日だろうと、土日だろうと、 ここは図書館かというくらいに
ガラガラ。店員も明らかに手持ち無沙汰ですることがなく、 携帯をいじったり、
おしゃべりに興じている。
中国は5月の労働節、10月の国慶節、12-1月の年末、 春節商戦が書き入れ時で
廻るようにしている。 それぞれの国での独特の売れ筋アイテムや見たことがない
商品が展開されているなど、興味深い。
その中で中国市場の特徴は、 店頭が常に閑古鳥が鳴いている状態である。
日本であれば、土日のヨドバシカメラなどは 商戦期を外していても
一定の集客はある。
しかし中国では、平日だろうと、土日だろうと、 ここは図書館かというくらいに
ガラガラ。店員も明らかに手持ち無沙汰ですることがなく、 携帯をいじったり、
おしゃべりに興じている。
中国は5月の労働節、10月の国慶節、12-1月の年末、 春節商戦が書き入れ時で
あり、消費者も欲しいものは この時期でしか買わない風潮が形成されつつある。
それでは、全く販売がない期間、店員の固定費はどうするのか?
それで量販法人は 経営できるのか、という疑念が出る。
実はここにはカラクリがあり、店頭に立っている店員は 基本的に全て
メーカーからの派遣である。従い人件費もメーカー負担となる。
家電量販法人はいわば、不動産業のようなもので メーカーが店子として
出展する。店頭の売れ行きも、店員(販促員)次第、 売れなければ費用を
つけて処分するのもメーカー負担。そういう意味では、 メーカーに丸投げに
近い状態である。 日本の百貨店もこのようなスタイルだといえよう。
一つだけはっきりしているのは、 中国はもはや放っておいても毎年二桁成長する
ような市場ではなく、 優勝劣敗がかなり明確になってきていることである。
ただ単に日本製というだけで売れる時代でもなく、 マーケティングや附加価値が
これまで以上に問われていることだ。
ここの部分が、まだ現地と日本側での認識ギャップ差が大きく、 一部で
プロダクトアウト的な思考が残っているため、 市場の変化についていけずにいる。
必要なのは、現実を直視すること、である。
それでは、全く販売がない期間、店員の固定費はどうするのか?
それで量販法人は 経営できるのか、という疑念が出る。
実はここにはカラクリがあり、店頭に立っている店員は 基本的に全て
メーカーからの派遣である。従い人件費もメーカー負担となる。
家電量販法人はいわば、不動産業のようなもので メーカーが店子として
出展する。店頭の売れ行きも、店員(販促員)次第、 売れなければ費用を
つけて処分するのもメーカー負担。そういう意味では、 メーカーに丸投げに
近い状態である。 日本の百貨店もこのようなスタイルだといえよう。
一つだけはっきりしているのは、 中国はもはや放っておいても毎年二桁成長する
ような市場ではなく、 優勝劣敗がかなり明確になってきていることである。
ただ単に日本製というだけで売れる時代でもなく、 マーケティングや附加価値が
これまで以上に問われていることだ。
ここの部分が、まだ現地と日本側での認識ギャップ差が大きく、 一部で
プロダクトアウト的な思考が残っているため、 市場の変化についていけずにいる。
必要なのは、現実を直視すること、である。