長らくブログの更新ができていなかった。 私自身、環境の変化が大きく発生しこの2か月ほどは 目が回るほどの忙しさに追われた。 9月から再び、上海に赴任することになったのだ。 |
帰国してから1年8か月が経過、次は異なる新興国へ、と |
思っていただけに、自身にとっても突然の辞令である。 |
現地化が加速する中で、日本人出向者の数も大幅に減少しており、 |
意思決定をできるだけ現地が決めていく、という方向に変わってきている。 |
この間、ともに中国で勤務していた多くの同僚は日本に帰国した。 |
かつての仲間たちで会社を去り、異業種へ転職をしていく者も少なくない。 |
むしろ、多くの中国経験者は他業界へ積極的に転身をしているようだ。 |
1度目の中国赴任は08年。北京五輪開催や上海万博など国家イベントが |
控えており、あの頃の 私はとても高揚感に包まれていた。 |
しかし2度目となる今回は、むしろ会社の状況をよくわかっているだけに |
どれだけ会社の改革に貢献できるか、そのための成果を出せるか、という |
1点につきる。この先待ちどれだけの試練が待ち受けていることだろうか。 |
今回の戦いは、これまで経験したことがないほどのでタフなものになるだろう。 |
しかし、私は信じたい。 |
この戦いの先に、見えているのは 自分の殻を破り、もう一つ上の次元に |
成長を遂げている自分がいる、ということを。 |
そして、私が今抱えている各々の不安を、数年後に振り返って |
酒の肴にできるくらい、実につまらなく、大したことがなかった、 と笑える日がくることを。 |
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上海再び
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