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Channel: Road to 2014 -上海駐在日報第二章-
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アジア従業2

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アジア巡業の最終目的地、インド。
夜9時半にインディラ・ガンジー空港を出た瞬間に全身を包む熱気は
今回廻った東南アジアのどの国よりも熱かった。
 
ピックアップに来た車が停まっている駐車場までの300メートルの距離を歩いただけで
滝のような汗が噴き出す。身体的な不快感指数は一気にヒートアップした。
 
だが、幸いなことに宿泊したホテルは日系の資本が入っているらしく、とてもサービスが
行き届いており、ランドリークリーニングの無料サービス、大浴場、日本食御膳朝食が
あるなど、まさに砂漠でオアシスを見つけたかのような感動があった。
 
翌日よりインドの現地事務所に入り、さっそく会議をスタート。TV会議では半分も
聞き取れないインド英語であるが、Face to Face で話をすると 問題なくコミュニケーションを
することができる。彼らの発音は電波に乗せると一層聞き取りにくくなると感じるのは
気のせいだったのだろうか?
 
当たり前の話であるが、インドで会話をする相手は生粋のインド人。
これまで巡回してきたシンガポール、タイ、インドネシア、マレーシアのいずれも
ローカルスタッフは中華系であり、国によって価値観が全く違う、と感じることは
なかった。
 
インド人はとにかくよくしゃべる。マシンガントークと言っていい。
攻撃が最大の防御とばかりに、一方的に詰めてくる。だがよく聞くと
ロジカルでないものもそれなりにある。
 
どこかの雑誌で読んだ記事だが、国際会議での優れた司会者というのは
いかにインド人を黙らせるか、いかに日本人に発言させるか、という2点らしい。
 
 
オフィスの中はエアコンが効いて快適であるインドであるが、
会社から10分も車を飛ばすと 道路事情が悪くなり、路地へ入ると さらに
道が陥没していたり、いたるところにゴミが散乱していたりと インフラがまだまだ
脆弱なように感じる。中国の4級都市でも最近は都市景観がだいぶ整理されてきている
ことを考えると、インドはまだまだインフラ整備は道半ばといったところか。
 
今回、何人かのインド駐在員と出会ったが、いくつか思うことがあった。
 
次回、もう少し述べていきたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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