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Channel: Road to 2014 -上海駐在日報第二章-
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ちょっとイイ話

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上海に赴任して 一ついいことがあった。

とある日、タクシーで携帯電話を落としてまった。 タクシーから降りてすぐに気が付き
ダメ元で何度か自分の携帯に電話をする。5回目・・・6回目。

奇跡的に携帯を拾ってくれた人が電話に出てくれた。
女性だった。


私は今月来たばかりの日本人であること。非常に困っていること。
なんとかそちらまで行くので待っててほしいと伝えたところ、彼女は自分の職場から
宅急便で送るので私の会社の住所を教えてほしいと言うではないか。

時間が遅いということもあり、直接会って引き渡してもらうというのは 現実的でなかったが
私は祈る思いで 翌日待ち続けたが結局届かなかった。

やはりダメか。

ちょうど週末を挟み、新しい携帯電話の購入を検討していたが
週明けの月曜日中まで 待つことにした。

すると、奇跡は起きた。
宅急便が届き、丁寧に緩衝材で梱包された携帯電話が帰ってきたのである。

中国で落としたものは二度と出てこない、と腹を括っていたつもりだったが
この対応である。


去年の今頃は中国は大荒れだった。日中関係は最悪という報道。
あまり、色眼鏡で物事を見ないほうがいい。
いろいろと考えさせられた出来事である。



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